娘のキンダー(小学校)は毎日20分読書が宿題。
「1日読書20分」はアメリカでは定番の宿題ですが、お子さんの学校はどうですか?
まだ自分で文字が読めない場合は、親が代わりに20分の読み聞かせをします。
えぇ、我が家もキンダーの最初の半年ほどかな、親が頑張って読んでいましたよ。
読む本は生徒のレベルに合わせて学校が貸出してくれるので、わざわざ購入したり、公共の図書館に借りに行ったりする必要がないので助かります。写真は1週間分の読書用の本。
またこの宿題とは別に、週に1回ある「Library(図書館の時間)」の時間に好きな本を1冊借りてきます。自分で好きな本を選んで自由に読めるのはいいですよね。
この宿題には、根拠があって、1日に少しずつでも読書をする習慣をつけると、将来獲得できるボキャブラリー(語彙)の数がまったく違ってくるという調査結果があるのです。
とある研究では、一日21.1分の読書で1,823,000語、一日1.8分の読書で106,000語の語彙を一学年の終わりに獲得できるという結果が出ていると学校側からお話がありました。これは劇的な違い!
毎日の読書。。。たかが20分、されど20分ですよ。
両親ともに母語が英語ではない我が家にとっては、聞き捨てならぬぅっ!
本心としては日本語の本の読み聞かせをしたいけど、それは二の次 (そもそも我が家、日本語教育は保留中ですが!)。とにかく英語の本が第一優先。
なにせ両親の語彙数がアメリカ人両親よりも圧倒的に少ないですからね、英語の本を読んで、いろんな単語に触れるのは本当得策です。
私は大学3年生の時に日本の大学からアメリカの大学に編入留学したのですが、アメリカの大学に留学してカルチャーショックだったことのひとつに、求められる「読書量」
あ、ひとつじゃないや、これに加えて「速読力」「要約力」!!!
英語ネイティブの学生に求められるこの3点に、日本人の私が食らいつくのは、今思い出しても酷だった!そもそも私、日本語でも活字&読書嫌いなのに(笑)
アメリカの大学の教科書の分厚さといったら半端ないんですよ。日本のそれの10倍はあるんじゃないかな。もはや日本の大学の教科書っておもちゃ!?!?って思っちゃいます。
今も感じるのは、職場の”できる”同僚達は、やはり速読力と要約力がすごい。
そこそこだなって私が勝手に思っている人たちはそこまですごくないですが (笑)。
会議で渡される資料の読む速さに、いつもついていけませんよー。もし資料が日本語で書かれていたとしても、私にあの速読力と要約力はないです!
アメリカの小学校の読書教育を目の当たりにして、今更ながら彼らは小さい時からこうして鍛え上げられていたのだと気づきました。身をもって読書の大切さを痛感したからこそ、娘の英語読書教育は怠ることなく断続できています。
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